【随時更新】伝わる求人原稿の書き方ー勤務時間編
効果的な求人原稿とは何でしょうか?
それは、求める求職者からの応募がある原稿ではないでしょうか。求める求職者から応募してもらうには、自社や仕事について正しく伝える必要があります。求人原稿が正しく書かれてないとこんな事が起こります。
- コンプライアンスに違反した求人が掲載されてしまい自社の評判を落としてしまう
- 原稿を見た求職者が知りたい情報が得られずに応募まで至らない
- 応募者との認識にギャップが生じてトラブルに発展する危険性がある
- 掲載している求人がIndeed PLUSやIndeedに掲載されない
裏を返すと、求人原稿が正しく詳しく書かれていれば、少なくとも求職者に検討してもらうことはできるわけです。今は、求人広告代理店に任せず自社で求人原稿を書く企業さんも増えています。
そこで、この記事シリーズでは求人原稿に不可欠な項目別に、正しく伝わる求人原稿の書き方のポイントについてご紹介しています。随時更新していきますので、迷った時に辞書的に使っていただければと思います。
伝わる求人原稿の書き方
勤務時間の書き方の基本
まずは、勤務時間の書き方の基本について確認しましょう。
勤務時間は給与と並んで求職者が非常に重視する項目です。営業時間ではなく、実態に即した勤務時間を記載しましょう。勤務時間は原則1日8時間までとなります。また、6時間以上の場合には45分以上。8時間以上の場合には1時間以上の法定休憩時間が必要となります。
勤務時間の注意したいポイント
勤務時間欄を記入するときに注意したいポイントについてご紹介します。
フレックスタイムの記載
フレックスタイム制の場合には、コアタイム(必ず勤務しなければならない時間帯)と標準労働時間(標準的な1日の労働時間)を記載する
勤務時間の効果的な書き方のコツ
次に、勤務時間欄をより魅力的にアピールする書き方のコツをご紹介します。
実稼働時間だけではなく拘束時間を書く
勤務時間9:00~17:00(毎朝8:45から朝礼があります)
→朝礼は勤務に関する拘束時間であるため、実態に即して書いておくことが望ましい
残業についても記載する
・残業ほぼなし!
・残業は月平均20時間程度あり
・繁忙期(1月~3月)は月30時間程度、それ以外は月10時間程度の残業あり
→残業手当で稼ぎたい、プライベートを大切にしたい…など人によって重視するポイントは様々。面接では聞きづらいことでもあるので明示しておくと親切、かつ働くイメージが湧きやすいです。
1日の流れを詳しく書く
9:00~10:00 朝のメールチェック 10:00~12:00 資料作成・午後の訪問準備 12:00~13:00 お昼休憩 13:00~14:00 1件目の訪問 15:00~16:00 2件目の訪問 17:00帰社 17:00~18:00 業務報告・翌日の準備 18:30 帰宅
→ある程度業務の流れが決まっている場合には、1日の流れを記載することで働くイメージを持ってもらいやすくなりミスマッチが減ります。
休憩時間について
・実働6時間未満:休憩時間なしでOK
・実働6時間以上8時間未満:少なくとも45分間の休憩が必要
・実働8時間以上:少なくとも1時間の休憩が必要
→休憩時間については労働基準法第34条で定められています。
実働時間と休憩時間を記載する場合は、整合性が取れているか確認しましょう!
疑問は解消されましたでしょうか?
「この原稿表現は大丈夫?」「もっと効果的な書き方はある?」
と疑問がある方はお問合せくださいませ。
▼ 勤務時間の書き方を変更し、効果が改善された事例
伝わる求人原稿の書き方
▼HRハッカーで求人を作成して拡散したい方はこちらからどうぞ