【随時更新】伝わる求人原稿の書き方ー基本編
効果的な求人原稿とは何でしょうか?
それは、求める求職者からの応募がある原稿ではないでしょうか。求める求職者から応募してもらうには、自社や仕事について正しく伝える必要があります。求人原稿が正しく書かれてないとこんな事が起こります。
- コンプライアンスに違反した求人が掲載されてしまい自社の評判を落としてしまう
- 原稿を見た求職者が知りたい情報が得られずに応募まで至らない
- 応募者との認識にギャップが生じてトラブルに発展する危険性がある
- 掲載している求人がIndeed PLUSやIndeedに掲載されない
裏を返すと、求人原稿が正しく詳しく書かれていれば、少なくとも求職者に検討してもらうことはできるわけです。今は、求人広告代理店に任せず自社で求人原稿を書く企業さんも増えています。
そこで、この記事シリーズでは求人原稿に不可欠な項目別に、正しく伝わる求人原稿の書き方のポイントについてご紹介しています。随時更新していきますので、迷った時に辞書的に使っていただければと思います。
伝わる求人原稿の書き方
求人原稿の基本編
まずは、求人原稿の書き方の基本について確認しましょう。
全国求人情報協会が発行しているこちらの冊子が参考になります。
▼募集・採用の基礎知識(2022年2月発行版)
求人原稿の注意したいポイント
求人原稿を書く時に注意したいポイントについてご紹介します。
著作権に注意する
他の求人媒体に掲載時に、取材してもらった原稿データは著作権が媒体社にある場合があります。基本的にはそのまま利用せず、確認・了承をとるか、参考程度にとどめ書き直すようにしましょう。
肖像権に注意する
求人原稿内に使用するスタッフ写真は、本人の了承を得て掲載するようにしましょう。また、退職したスタッフが写っている場合には、今所属しているスタッフの写真に差し替えるようにしましょう。
商標権に注意する
日常生活で一般的に使っている商品名の中には商標権を取得しているものがあり、
許諾なく求人原稿に使用することはできないため、言い換えて記載する必要があります。
例えばQRコードはその一例。言い換えると「二次元バーコード」となります。
※商標登録されているかどうかは特許庁のHPで調べられます。
同業他社を貶める表現はNG!
「●●業界は一般的に残業が多くてキツイと言われていますが、当社の社員はほぼ定時で
退社しており、プライベートも充実しています!」といった表現をよく見かけますが、
自社の優位性を示すために同業他社を貶める表現はNGです。
記載するなら『当社のスタッフはほぼ定時で退社しており…』というように
業界や他社と比較することなく、あくまでも自社のメリットとして記載しましょう!
オリンピックに関する表記は原則NG!
原則、オリンピックに関する表記は一切できない、と覚えておきましょう。
※記載ができるのはJOC公式スポンサー企業のみ
オリンピック、パラリンピック、五輪といった表現はもちろん、開催年など
「オリンピックを想起させる表現」もNGとなるので注意が必要です。
求人原稿の効果的な書き方のコツ
求人広告を魅力的にアピールする書き方のコツをご紹介します。
募集ターゲットを具体的に決める
アルバイトの募集であっても、学生向けか?主婦の方向けか?フリーター向けか?シニアの方向けか?といった、メインの募集ターゲットによって書き方や表現は変わります。最初に、今回はどんな求職者に対して原稿を書くのかイメージしてから書き始めましょう。
原稿全体の整合性や表記の揺れに注意
原稿は求職者に「読んでもらうもの」。分かりやすさにも気を配りましょう!
【例えばこんな求人、どう思いますか?】
*給与の記載が分かりづらい
例)未経験/時給1200円、経験が浅い方/時給1250円、経験者/時給1300円
⇒「経験が浅い方」って具体的にはどんな人…?
*原稿内の記載が統一されていない
例)勤務時間欄「週2日~OK」、他の箇所で「週3日~応相談」
⇒週2日からで良いのか、最低限週3日勤務なのか、どっち??
*英数字の大文字・小文字、全角・半角がバラバラ
*「いただきます」「頂きます」「いたします」「致します」など平仮名と漢字が混在
◎特に修正した場合は原稿内すべてに修正内容が反映されているかチェックしましょう。
疑問は解消されましたでしょうか?
「この原稿表現は大丈夫?」「もっと効果的な書き方はある?」
と疑問がある方はお問合せくださいませ。
伝わる求人原稿の書き方
▼HRハッカーで求人を作成して拡散したい方はこちらからどうぞ