社長の想いを熱く表現できるのがHRハッカー。導入後、応募者が激増したゆうき総業の活用事例

職人の高齢化などによる慢性的な人手不足に加え、大変な仕事であるというイメージも根強い建設業界。そんななかでの採用活動は、「求人募集をかけても応募がこない」のが当たり前の感覚になっていないでしょうか。

ゆうき総業株式会社(以下:ゆうき総業)の結城伸太郎さんも、求人募集をしても応募者が少ないのは普通のことだと考えていましたが、採用活動にHRハッカーを導入したところ驚くほどたくさんの応募がくるようになったとのこと。

そんな結城さんに、HRハッカーを導入して応募者が増えた理由、インビジョンとともに取り組む今後の採用活動への展望などを伺いました。

「業界的に応募者が少ないのは仕方がない」と考えている建設業界の方に、ぜひ本記事をご覧いただきたいです。

▼抱えていた課題
・求人募集をしても人がこない
・自社の価値観や社長の想いが届きにくい

▼導入後の効果・成果
・応募人数が格段に増えた
・会社の価値観に共感してくれる人が面接にきてくれるようになった

ゆうき総業株式会社 代表取締役社長 結城 伸太郎(ゆうき しんたろう)さん
1980年8月生まれ。神奈川県川崎市出身。中学時代から土木工事のアルバイトを経て建設業界へ。高校には行かずそのまま土木会社へ就職。厳しい親方の下で数年を過ごし、足場、ブロック屋、塗装工など建設関係の仕事を転々とし20歳に塗装業で独立。30歳で法人化し現在設立23年。2008年に塗魂ペインターズというボランティア団体を立ち上げ現在副会長を務める。日本各地に塗装業仲間がおり様々な施設のボランティア塗装を施工し、その数150か所を超える。ボランティア団体としてシチズンオブザイヤー、社会貢献支援財団からも受賞を受けた。現在は一般社団法人日本多能工協会の会長を務め、若手建設工事職人の増員、業界活性化に力を注ぐ。

目次

まずは、やってみる。取り入れてみたら、驚くほど応募者が増えた

――貴社が抱えていた採用の課題について教えてください。

求人を募集しても、応募が全然こなかったことです。ただそうは言っても、建設業界はどうしてもきついイメージもありますし、人手不足でもあるので応募がこないことは当たり前だと思っていました。

――HRハッカーを導入する前はどうやって採用活動をされていましたか。

リクルートやパーソルキャリアなどのエージェント、ハローワーク、あとはホームページInstagramです。

――HRハッカー、インビジョンのサービスを使おうと思った理由は何でしょうか。

元々お付き合いのあった福島民報さんが紹介してくれたのがきっかけです。私は基本的には提案されたものは一回やってみて、ダメなら変えるということを続けてきたので、導入することはお話があったときにすんなりと決めました。

――サービスを導入してみて、いかがでしょうか。

まだ導入してから1年経っていないのですが、応募がたくさんきていて驚いています。応募者は52人で、面接した人数は20人を超えるくらい。そのおかげで、今月だけでも合計5名の方を採用できています。

自社が伝えたい想いを余すことなく表現できるHRハッカー

――HRハッカーを利用し始めてから、なぜ応募が増えたと考えていますか。

自分の社長としての想いを、自分の手で反映できているのが大きいのではないかと思っています。

HRハッカーは、こちらの要望をすぐに反映しやすくて使いやすいんです。例えば社長の想いって相手へのメッセージがあったとしたら、一度作成したものでも文章のニュアンスを少し変えたり、一文足りていなかったところを付け足したりと思い立ったときに更新できるんですよ。自由度が高くて使いやすいことで、真剣に想いを込められたのが良かったのかなと考えています。

――応募してこられる方にミスマッチはあまりないということでしょうか。

こちらの想いに共感してくれる人が応募してくれるようになったこともあり、ミスマッチは少ない方だと思います。採用において一番大事なのはスキルや能力ではなく、会社の価値観を共有・共感できるかですからね。

毎年、今期の目標に対しての採用数を決めているのですが、今年は初めてその人数が計画通り達成できそうです。

――HRハッカーを使用したこと以外に、採用活動を通して感じたことはありますか。

求人募集の見せ方が重要であるということです。例えば弊社は広報と営業の境目があまりありません。飛び込み営業はなくて、問い合わせをしてきていただいた人に営業を行う反響営業をしているので、「広報が営業している」という表現の方が近いんですね。そこで営業としてではなく、広報として募集することにしました。それだけで応募数が変わったので、表現の仕方はとても重要だと感じています。

自分たちが採用の成功事例をつくり、同業者に紹介できるくらいになりたい

――求人原稿はどのようにして作成していますか。

部署ごとに人が足りていないか確認し、募集が必要なときは「どのような人材が必要なのか」というペルソナの設定をするところから始めます。ミーティングをして人物像を絞り込み、求人原稿の文章に反映することで、現状はほぼ当てはまる方がきてくれるようになりました。

――結城さんが求人原稿を作成するうえで気を付けていることやコツなどあったら、教えてください。

どのような年代が多いかなど職場についての情報をしっかり記載したり、ある程度、個人が裁量権をもって自立して働けるため、自分の能力を発揮できる職場環境であることを強調したりと、より具体的に伝わるよう書き方に気を配っています。

――今後HRハッカーやインビジョンのサポートに期待していることはありますか。

今採用ページを作成していただいているので、それが完成するのを楽しみにしているところです(取材:2032年11月)。この業界は採用で悩んでいる方も多いので、我々が採用活動の成功事例を自分でつくって、紹介できるようになりたいと考えています。

――インビジョンの良いところは何でしょうか。

言わせ上手というか、聞き上手なところですね。創業の経緯や社長の想いをここまで深掘りして聞かれることってなかなかないですし、想いにフォーカスして吸い上げてくれるのは本気で寄り添ってくれているのだと伝わってきます。逆に、人を採用するってことに対して、ここまで真剣に向き合わないといけないのだとこちらも勉強になりました。
インビジョンは人や企業が好きということが伝わってくるので、こちらも包み隠さず話そうと思えます。それは企業から求職者へ伝えるときも大事なことです。企業もきちんと想いを発信することで、求人を探している人の心にささるのではないかと考えています。

取材協力
ゆうき総業株式会社 
代表取締役社長 結城 伸太郎(ゆうき しんたろう)さん
HP:https://yuukisougyou.com/
採用情報:https://hr-hacker.com/yuukisougyou/job-offers

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この記事を書いた人

元ハウスメーカー勤務の実績やブログ執筆経験を活かし、フリーランスライターとして活動中。2017年生まれの1人息子がいる母でもある。夫の海外駐在に帯同し、現在はアメリカ在住。好きなことは、スポーツをすること、見ること、食べること、寝ること。

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