HRハッカーなしでの採用活動は考えられない。採用活動の経験不足でも2週間で3名採用できたホテルハマツの事例
中小企業における採用担当は、ひとりの担当者が他の業務と兼務しながら採用活動を行っているということも少なくありません。そのようななかで担当者が代わると、業務を十分に引き継ぐことができず、新しい担当者が採用活動について状況が分からないまま行うことになります。
ホテルハマツの管理グループ総務経理課主任の安田さんもそのひとりで、2020年からの新型コロナウイルスの蔓延、その後発生した福島県沖での地震によってホテルの建物の修理が必要になってホテルが休業となり、採用活動がストップしている時期に採用担当となりました。採用活動とはどうしたらいいのか全く分からない状態で求人募集を再開することになりましたが、HRハッカーを導入したことでとても助かったと言います。
採用活動に関するノウハウがなかったと語る安田さんにとって、HRハッカーとインビジョンのサービスのどんなところが求人募集を進める上で役立ったのかを伺いました。
▼抱えていた課題
・採用活動について全く分からないところからのスタートだった
・人手がすぐにでも欲しかった
▼導入後の効果・成果
・採用活動に不慣れでも応募者の管理が簡単にできた
・募集からすぐに問い合わせが続き、約2週間で3名の採用に至った
ハマツ観光株式会社 総務経理課主任 安田 志織(やすだしおり)さん
須賀川市出身。県外の語学大学を卒業後にホテルハマツに入社。宴会サービス課に配属となり、宴会や婚礼等の施行業務に務めた後、宿泊課に異動、フロント業務にあたる。産休で1年休業し、復帰後に管理部総務経理の担当となり現在に至る。家族そろって美味しいものを食べることが何よりの生きがい。
採用活動は手探り状態。そんなときにHRハッカーの存在を知り導入を決めた
――HRハッカーを導入する前に抱えていた採用活動の課題について教えてください。
まずは採用担当である私が、採用活動について何も分からない状態で求人募集を行わなければならなかったことです。コロナの広がりと、その後福島県沖で起きた地震によってホテルの休業期間があり、3年以上求人募集をかけていませんでした。私は求人募集を休止している期間に採用を含む現在の業務の担当になったので今まで採用活動の経験がなく、引継ぎのときには他に優先して覚えなければならない業務もあったため採用活動の引継ぎも十分にできていない状況でした。
また、地震などによる被災のあと復旧工事を行っていたレストランや宴会場、宿泊部屋の修繕が終わって営業再開を控えるも、休業期間に一部の従業員が退職してしまい、再開には人手の確保が必要でした。
――どう採用活動を行うべきか分からない状態で、HRハッカーを導入されたのはなぜでしょうか。
募集を再開するにあたってまずは新聞に募集を掲載することになり、福島民報さんに求人を出したいと話をした際、採用活動ツールとしてHRハッカーを教えていただいたことがきっかけです。福島民報さんとは以前からつながりがあって、信頼できる新聞社さんだと知っていましたので、すぐにインビジョンの担当者の方から詳しいお話を伺って使ってみることを決めました。
――HRハッカーを実際に導入してみていかがでしたか。
求人募集を掲載した直後に、問い合わせが数多く入ってきたことで、導入したことによる効果をすぐに実感しました。問い合わせ数だけで言うと、募集を開始した直後の2ヶ月くらいは求人に関する電話での問い合わせが毎日1回以上あったほどです。特に、掲載を開始した月の反響が大きく、募集を掲載し始めて2週間ほどで3名の採用が決まりました。そのときは、パートでハウスキーピングの方が2名と正社員で洋食の調理スタッフの方が1名の計3名の採用が決まりました。その後も継続して採用できており、約10ヵ月で計6名の方に入っていただきました。
残念ながら問い合わせ後に面談に至らない方もいらっしゃいますが、多くご連絡をいただいているということは求人募集の裾野が広がっているということですし、ありがたいと思っています。
ひとり三役で業務をこなし、多忙ななかでの採用活動で役立ったサービスとは
――安田さんは普段、採用活動の他にどのような業務をされているのでしょうか。
管理グループの総務経理課の主任をしています。私は総務を担当しておりまして、対お客様というよりは対従業員に向けた仕事がメインです。従業員の給与管理や社会保険、住民税の手続き、起案書・稟議書の管理、郵便物の管理、電話対応など幅広く対応しています。
採用活動に関しては、現在私一人で担当しています。応募者の方からご連絡があったら、面接の日程決めや履歴書のやり取りなどを行う初期対応をしています。
――求人募集の際に、気を付けていたポイントなどあれば教えてください。
募集をかけ始めた頃は項目に沿って勤務時間や給与などを入力するだけでしたが、HRハッカーさんと民報さんの担当の方に、求人原稿は項目をただ埋めるだけではなくて、業務の中身を掘り下げ、求職者の方から見たときにどういった仕事なのかを分かりやすくした方がいいと教えていただきました。それから募集している仕事について詳しく記載したり、応募した人がイメージしやすい文面で書いたりするように気を付けるようになりました。
少し応募が減ってきたと思っても、アドバイスをいただいて手直しをすることで問い合わせが再び入るようになったこともあったので、求職者の視点に立つことの大事さを感じています。
――HRハッカーのどんなところに良さを感じていますか。
HRハッカーを通していろいろな求人サイトから応募や問い合わせをいただきますが、一元化されていて応募者の管理がしやすいことです。選考のステータスは一目で分かりますし、自分でも編集しやすく便利です。また、面接日程なども同じ画面で確認できてとても助かっています。宿泊の再開に伴う準備などもあって業務が多忙な中でも、状況が大変分かりやすく、画面ひとつに必要な情報がまとまっていて簡単に整理もできることで、採用活動における負荷が軽減されていると感じています。
――使いやすさを実感していただけて何よりです。HRハッカーやインビジョンは採用活動にどう役立っていますか。
求人媒体の月ごとの閲覧数を毎月チェックして記録を取り、閲覧数が落ちてきたら求人募集の内容を変える時期の目安にして活用しています。
また、毎月のようにインビジョンの方からいただく採用活動へのアドバイスが的確で、実践すると閲覧数が変わるので助かっています。
私にとってはHRハッカーなしでの採用活動はもう考えられないですね(笑)。
採用活動に不慣れな人でも使いやすいツール
――HRハッカーはどのような方におすすめでしょうか。
人と人とをつなげるプロのような方が担当してくださるので、私みたいに採用のノウハウなど何も分からず、どうしていったらいいのか困っている人にもとてもおすすめです。人事のプロの方はもちろん、採用活動に携わることが初めての方にも使いやすいツールだと思っています。
――ありがとうございます。最後に、今後HRハッカーやインビジョンをどう活用して採用活動を進めていこうと考えていますか。
今はコンスタントに募集についての問い合わせがあるので、しばらくは現状維持でいきたいと思っています。引き続きHRハッカーさんを使って調理のスタッフや宴会サービスのスタッフなど、いろいろな募集を出しているところで採用できたらいいなと。もし問い合わせや採用がなかなかできなくなってきたら、HRハッカーさんに求人の方法や募集の出し方をご相談したいと考えています。
HRハッカー以外では、現在インビジョンのサービスのひとつであるダシマスに記事の掲載を依頼しています(支配人のダシマス記事)。ご応募いただいて面接に至った際に、私たちが希望する人材と応募してこられた方が希望する業務が食い違って、やりたいこととやってもらいたいことが違うことがあるんです。それを改善していくために、もっと弊社で働いている人の解像度をあげて、実際に働いているスタッフの人柄や、職場の雰囲気などを応募してくれる方にも知ってもらうことが必要だと感じました。会社のホームページを見て分かる業務だけでは分からない、従業員の業務に対する想いを知ってもらう機会にしたいと思っています。
取材協力
ハマツ観光株式会社
総務経理課主任 安田 志織(やすだしおり)さん
HP:https://www.hotel-hamatsu.co.jp/
採用情報:https://www.hotel-hamatsu.co.jp/about/recruit/
採用業務の工数を大幅に削減し、本当に出会いたい人を集める採用ツール『HRハッカー』や、隠れヒーローの採用広報メディア『ダシマス』を活用したいと思った方は、インビジョンや提携する新聞社さんまでお気軽にご相談ください!