careerjetとは?特徴やメリット、3つの掲載方法と3つの有料広告プランと効果について図解多めでまとめました
careerjetをご存知ですか?
この記事を読んでいる方ならもしかしたら名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。だけど、実際のところ自社の採用にどの程度活用できているか?と言われたら、ほとんど何もできていない方が多いのではないでしょうか。
Indeedや求人ボックスなどに比べるとマイナー感が否めないcareerjet。正直、そこまで優先順位を上げる必要もないかな~と代理店の立場からしても思います。
ただ、多くの企業が人手不足で悩んでいる中、予算やリソースを掛けず効率的かつ効果的な採用手法を見つけることは重要な課題。少しでも応募数の増加や採用コストの削減につながる可能性があるなら知っておきたいというお声も耳にします。
そこで!この記事では、求人検索エンジンの中でも知っているようで知らない「careerjet」について、その特徴や活用方法を解説します。さらに、careerjetを最大限に活用する方法として、自社サービス「HRハッカー」の機能とメリットもご紹介します。
前置きは以上ですので、本編へどうぞ!
careerjetとは?概要と特徴について
careerjetは、世界90カ国以上で展開されるグローバルな求人検索エンジンです。
2000年に設立され、現在では28の言語に対応し、11月28日現在6,548,531件の求人情報が掲載されています。求職者は、複数の求人サイトや企業の採用ページを横断的に検索でき、希望する職種や勤務地に絞った求人を簡単に見つけることができるというわけですね。
■careerjet概要
運営会社:careerjet Ltd.
対象地域:90カ国以上
対応言語:28言語
掲載求人数:600万件以上
求職者はキーワードと勤務地情報で希望の仕事を探す、というのは他の求人検索エンジンと同じです。検索すると一覧画面に該当する求人が表示され、クリックすると詳細画面が開きます。そこから応募するという流れ。そして、一覧画面のトップに有料広告枠があるのが気になるところですね。
では、続きまして具体的にcareerjetへの掲載方法について見てみましょう。
careerjetへの掲載方法
careerjetへの掲載方法は3つあります。それぞれについて確認しておきましょう。
マニュアル掲載
マニュアル掲載はcareerjetの管理画面から直接求人を掲載する方法となります。Indeedでいうところの直接投稿、求人ボックスの採用ボードのようなものとイメージしていただければわかりやすいかと思います。さっそく、マニュアル掲載の方法を確認すると、、、
「あっ、費用かかるんだ…」
料金プランを詳しく確認してみると1求人で30日間15,000円。複数求人でボリュームディスカウントになるパッケージプランや長期掲載のサブスクリプションンプランなどディスカウントもありますね。ちなみに、すべてカード決済です。
別に予算を掛けても良いかもしれませんけど、効果がどの程度あるのかわからないので、正直最初は無料で試したいですよね。一旦マニュアル掲載は保留して、他の掲載方法を確認することにしましょう。
クローリング掲載
careerjetへの掲載方法2つ目はクローリング掲載です。自社の採用サイトをcareerjetの検索クローラーに読み取ってもらい、求人情報を検索結果に表示される方法ですね。登録する際に、自社の募集か、人材派遣や人材紹介か、求人サイトか、選択するようになっています。
サイトのURLを登録することでcareerjetのアカウントも発行され、管理画面にログインできるようになります。で、あれ、、、ここでもやっぱりカード決済しないと掲載してもらえないようですね。
では、最後の望みである3つめの掲載方法についても確認して、その上でどの方法で掲載するか考えることにしましょう。
ATS掲載
ATS掲載とは、careerjetに求人連携しているATSを使って自社の求人を掲載する方法です。われらがHRハッカーもcareerjetと連携しています。
ATSを使う一番のメリットは求人を無料で掲載できること。この掲載方法がもっとも現実的かもしれませんね。では、careerjetにはATS掲載するとして、無料掲載だけで良いのか?有料掲載する必要はあるのか?まだ疑問は残ります。
careerjetに有料掲載する方法
careerjetの有料プランとは、検索結果の上位に表示されるプロモートクリックのこと。【広告】という表示はつくものの、検索結果の最上位に出てくるのでクリックは期待できそうですね。
じゃあ、早速有料掲載を検討・・・
と、その前に、そもそもcareerjetってどのくらいのユーザーに見られているのか?
気になるところですよね。こちらの記事で各求人メディアの月間ユーザー数を調べていますので、ご確認いただきたいのですが、
この時点の数値は…
月間ユーザー数:35,364
平均滞在時間:1分44秒
平均ページビュー:3.08
直帰率:50.69%
Indeedや求人ボックスなど主要なメディアと比べると多くはないですね。。。そういう意味では無料での掲載でも十分かもしれません。
だけど、何事もやってみないとわからないので試してみたい、というマーケター気質の方もいらっしゃると思います。ここから先は、興味をお持ちの方のみお読みいただければと思います。
・・・・・・・
早速確認してみると、2024年11月末現在、careerjetには3つの有料プランがありました。
それぞれ順番に見ていきましょう。
①簡単順位アップ
簡単順位アップとは、期間と求人数によって有料で検索表示順位がアップする施策のこと。いわゆる求人メディアの掲載課金のようなイメージですね。マニュアル掲載には別で料金が決まっているので、この有料プランはクローリング掲載やATS掲載の場合の課金形態ですね。
②クリック課金型
2つ目の有料プランはクリック課金型です。Indeedや求人ボックス、スタンバイなどWEB広告媒体でおなじみの料金体系ですね。ただ、この図をよ~く見るとおもしろいことに気づきませんか?
「応募」をクリックしたタイミングが”有効なクリック”となっており、つまりIndeedでいうところの応募開始の時点で課金が確定することになります。Indeedでは求人詳細が見られた時点で課金が確定しますので、これはとてもありがたいですね。
③成果報酬型
3つ目の有料プランは、なんと成果報酬型課金です。応募が確定したら課金が確定するという、クリック課金よりもさらに思い切ったプランです。しかも、応募単価は¥800~設定可能で、月額の上限金額も設定できるとのこと。これなら、ほとんどリスクはないのでとりあえず試してみても良い気がします。
もちろん、そもそもcareerjetでどの程度応募が入るの?という大前提のギモンは残ったままですが。。。
careerjetには色々な形の有料プランが用意されていますので、少しでも自社の集客を強化したい企業様は少額でも掲載を検討されてみてはいかがでしょうか?
careerjetの効果はどうなの?
最終的に有料プランを掲載するには、「careerjetの効果はどうなのか?」がわからなければ検討しづらいですよね。ただ、「効果事例はあるか?」と言われても、残念ながらないんです。。。掲載している企業さんはほとんどありませんから。
ただ、掲載した後に管理画面のレポート機能でアクセス数や応募数の推移を確認することができます。
プロモートクリック(有料)とオーガニッククリック(無料)のそれぞれにおいて、日次のデータが集計されます。ただ、あくまで全体の数値であって、Indeedや求人ボックスのような求人ごとの数値が見られるわけではありません。ということは、数値を見て改善を回すというのは難しいかもしれません。
まずは他社がどうかは別として、ファーストペンギンとして自社で掲載し、データや効果を検証するテストマーケティングをした方が良さそうですね。
HRハッカーでcareerjetに掲載
ここまでお読みいただいた方は、もしかしたら「試しにcareerjetに掲載してみようかな」とお考えていただいているかもしれません。careerjetへの掲載求人や応募者を効率的に関するのであれば、HRハッカーがオススメです。(まあ、自社の製品なんど当然ですけど)
ただ、正直日本ではまだユーザー数が少ないメディアですので、予算をかけようとしても使い切れない可能性が高いです。まずは、少額でも良いので有料広告の登録をしておくことで、careerjetのクローラーが回りやすくなるような気がします。
ただ、careerjetだけでは必要な応募・採用数を集めるのは難しいですので、Indeed PLUSや求人ボックスなどとのメディアミックスをご検討されることをオススメします。インビジョンでも運用のお手伝いをさせていただきます。ぜひ遠慮なくお問合せください。
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